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会議室スタッフ通信|冬は加湿が重要!「換気」+「加湿」で乗り切ろう

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[2021/1/11]※2021/12/22更新


冬は加湿が重要!「換気」+「加湿」で乗り切ろう


冬は加湿が重要!「換気」+「加湿」で乗り切ろう

貸し会議室の利用時に欠かせないのが「換気」ですが、寒く乾燥する季節になり「加湿」も欠かせなくなりました。なぜ冬には加湿が大切なのか、その理由をおさらいしましょう。

インフルエンザと風邪(かぜ)の違い

インフルエンザと風邪も同じく上気道の感染によって起こる病気ですが、インフルエンザを起こすウイルスは風邪を起こすウイルスとは異なり、 症状の重さも異なります。鼻水やのどの痛み、咳など風邪と同じような症状が見られることもありますが、インフルエンザは症状が重く、全身症状をともなうことが多いのが特徴です。 また、インフルエンザ脳症や肺炎など、重い合併症を起こしやすいことも風邪とは異なる点です。


インフルエンザと風邪(かぜ)の違い

出典:第一三共株式会社「インフルエンザについて」


なぜ加湿が重要なのか?

湿度によってインフルエンザウイルスの活動を抑制させることが知られています。厚生労働省の「インフルエンザQ&A」には以下のように書かれています。

適度な湿度の保持 空気が乾燥すると、気道粘膜の防御機能が低下し、インフルエンザにかかりやすくなります。特に乾燥しやすい室内では、加湿器などを使って適切な湿度(50~60%)を保つことも効果的です。
厚生労働省「インフルエンザQ&A」より抜粋

室温を20℃以上、室内の湿度を50〜60%にすると、インフルエンザウイルスの空気感染力が低下するといわれていますので、換気を行ったあとには加湿機やエアコンの調整を行って温度・湿度が低下しすぎないようにしましょう。

コロナウイルスが湿度で抑えられるかは未確認

コロナウイルスと湿度との関係はまだはっきりとしていませんが、湿度の低い乾燥した環境では空気中に放出された飛沫が乾きやすく、エアロゾルになる量が増えるという報告もあります。また湿度が高いと飛沫が机などに落ちやすくなり、その場所を介した感染の可能性が高まるという指摘もあるため、加湿だけで安心せず、従来通りマスクをしたり、こまめな消毒・清掃が大切だという点は念頭に置いておきましょう。

加湿器+湿度計で会議室全体の湿度を保とう

貸し会議室利用時には部屋の湿度を保つために、部屋の大きさに応じた加湿器を用意すると安心です。さらに、窓際や扉の近くなど、外気が入りやすく湿度が下がりがちな場所の湿度をチェックできるようにしておきましょう。もし加湿器での対応が難しい場合は、マスクの中に湿らせたフィルターを入れられる「加湿機能付きの使い捨てマスク」を用意して来場者に配布するといいでしょう。また、飲料水の配布も効果的です。
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